28日は寿町のプロジェクトの打合せがてら、清澄白河のZENSHIで個展を開催中の遠藤一郎さんをお訪ね。いちど作品を描いた壁を塗り替えたりと連日制作している様子はギャラリーのサイトでも伺えましたが、この日は知人のアーティストが入れ替わり訪れ、その空間へさらに手を加えていました。相変わらず元気でいらっしゃる。
隣のhiromi yoshiiではchim↑pomがメンバーのひとりを会期中小屋に閉じ込めるというたいへんな作品を発表中。遠藤さんの展示が上記の様子なので、余計に悲惨な印象でした。
29日は塩保朋子さんの個展のオープニングということで、谷中のSCAIへ。ギャラリーの天井の高さを最大限に生かした大作は圧巻です。立体のような作品や、はじめて見るドローイングなどもあり彼女の世界観がより感じることのできる展示になっていると思います。終電まで2次会に参加。

30日は塩津淳司展神楽坂会場にて福留麻里さんのパフォーマンス。2人とも作品の制作プロセスを共有して、いいものに仕上がったと思います。狭い会場でしたがお客さんもちょうどいい具合でひと安心。
この日隣のMORI YU GALLERYではパラモデルの個展がオープニング。平面が中心ですがもちろんおすすめです。東京ではこれからインスタレーションの展示が続くので楽しみです。終電まで合同で2次会。
31日は少し思い切って所沢まで足を運び、旧鉄道車両工場で行われている所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」を見ました。ハウス展に参加してくれた窪田美樹さんのほか、手塚愛子さん、岡安真成さんなど、比較的若い作家の方も参加しています。
空間に負けない大きな作品が多く見ごたえがありましたが、ひとつひとつの作品の存在感とは裏腹に、展覧会としての明確な意思を感じることができなかったのは少し残念。コマーシャル化が何とかとか、今のアートシーンに対する相対的なコンセプトはサイトにも掲げられているけど、これは誰に向けられているものなのか? 現代美術でビエンナーレを名乗るのであれば、もう少し間口を広げるようなコンセプトなり、展示の見せ方が必要だと思いました。
作品としては遠藤利克のものの存在や空間の裏側を暴くような、大きな鏡をつかったインスタレーション、以前にも東京画廊で作品を見た木村幸恵のうごめくビニールのオブジェがよかったです。窪田さんは新作のほか、ハウス展に出品した作品も展示方法を変えて出していました。


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